があるんです。
子どもの頃よく母に読んでもらっていた本。
『お母さんが読んで聞かせるお話』
AとBがセットになった赤と緑のハードブックだった。
絵本ではなく影絵が各ページに載っているのです。
その影絵を見ていると子どもながらにどんどん想像力が膨らんでいくのが分かるんです。
いろんな話の中でもいつもリクエストしていたお話。
ハンスという少年がお母さんにお買い物を頼まれてコインを握り締めて買い物に行く。
途中でコインを落としてしまう・・。探しても探してもポケットに入れたはずのコインは見つからない。仕方なく買い物できずに家に帰るハンス。
母は貧乏なのにハンスにまたコインを持たせてくれた。
詳しくは思い出せないのだけど、何度も何度も「ハンス読んで~」とリクエストしたのを覚えている。
あと傘屋の話も。
読んでやりたいなぁ・・・
調べたら「暮しの手帖社」出版で作者は富本一枝、影絵は有名な藤城清治さんの作品だというところまで分かったのだけどすでに廃盤になって復刻される予定はないそうな・・・。
誰かもってませんか・・・?
『お母さんが読んで聞かせるお話』