母はずーーっと働いていたから、私はおばあちゃんに育てられた。
毎日、毎日、おばあちゃんと一緒に過ごし、
自転車の後ろに乗せられて、お買い物に行った。
何を語るでもなく、こけそうなくらいゆ~っくり。ゆ~っくりと。
その光景が今でも鮮明に残ってて。
おばあちゃんの想い出はいつも自転車の荷台から見るおばあちゃんの後ろ姿。
不器用な人やったけど、ほんまに大好きやったなぁ~
艶子おばあちゃん。
咲良の名前を決める時「艶」という名前つけようか、と頭をよぎった事もあったなー。
今、車もあるし、こんな坂だらけの街で自転車乗る必要なんて全くないんやけど、
無駄に自転車乗ってる今日この頃。
今しかできない想い出、いっぱいつくろー