2012/10/19

パウロ・コエーリョ

昔読んだ、パウロ・コエーリョのアルケミスト「夢を旅した少年」の中で、

うろ覚えやけど、
こんなシーンがあった。

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旅途中の少年が宮殿前で偉人に出会い、

「ボウルの中に入ったオイルをこぼさず宮殿内を歩いてこい」 と指示される。

少年は一滴もこぼさず歩いてこれた。

「どんな宮殿だった?」 と聞かれ
少年はボウルのオイルに夢中だった為、全くまわりを見れていなかった。


次に偉人はこう言った。
「では、次はボウルを持ったままどんな宮殿か見てこい」 と指示。


帰ってきた時、少年の手のボウルにはオイルは一滴も残っていなかった。
まわりに夢中になりすぎて、手の中のオイルを全部こぼしてしまっていたのだ。


何が大切か。って


手の中の幸せを一滴もこぼさず、
回りも見ることはとても難しい。
それができる人はすごいのだ。

と。

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多分こんな内容やったと思うんやけど、


今、この意味がすごくよく分かる。